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せめぎあい

俺の中にまったく性格の違う自分がいる。
テレクラやツーショットダイヤルはたまにしか使わないが、通話料も低く何人も無駄打ちをせずにいつも希望通りの女性と話すことができている自分。
いつも携帯の無料通話分からはみ出ることなく利用できているようだ。

もう一人の自分は、テレクラもツーショットダイヤルも利用するがまだ本当の楽しさに目覚めていない。
二人とも性格は誠実だし女性に嘘をついてどうこうするのも考えない。
どちらの自分も内心は紳士でモテモテでいたいと思っているのに、一人の自分はテレクラやツーショットダイヤルをうまく利用する側の人間になり勝ち組になった。
一方の自分は年をとり女性に興味がなくなるまで電話をかけ続けたが、かんばしい成果は得ることができなかった。

この二人はどちらも自分なので、なんら見た目に差があるわけではない。
身長も体重も変わらないし、好きな女性のタイプはスレンダーからぽっちゃりまでと幅広い。
だがこの二人の出している結果の違いについて考えるうちに、俺はこの二人がまるで正反対の物事の考え方をしていることに気がついた。
たとえば片方の自分はよく「一人の女性に執着することが非モテループの元凶である」と言っていた。
次にもう一人の自分は「一人の女性に思いを伝え続けることこそ男というものだ」と言っていた。

女性に執着しないでサラリとしてるのも自分。
一方でこれと決めた女性を一途に思い続けるのも自分。

そのどちらもまぎれもなく自分であるのだが、テレクラやツーショットダイヤルではどちらの自分でいくのかを決めないといけない時がきた。
一人の自分は来る日も来る日もメッセージを待ち続けている。
それに対しもう片方の俺は来る日も来る日も女性からのメッセージでボックスがパンパンになっている。

この二人のどちらの自分になりたいか?
それを自問自答し続けた記録をここに著していこうと思う。これは一人の男の脳内対話の物語である。

ここテレクラでは普段出会えないような女の子が沢山います、そんなレアな子達と楽しくおしゃべりしてみませんか?